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ヘアピン・サーカス海报封面图

ヘアピン・サーカス

惊悚
1972-04-05日本上映 / 84分钟
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简介

何ものかに反撥して夜の公道を突っ走る若者たち、凄まじいスピードの中で絡み合う愛に飢えた2台の車、轟音を奏でるエグゾーストノートとぶつかり合う華麗なるシネジャズ、そしていのちを燃やして疾走する男と女・・・。五木寛之の原作をもとに、鬼才西村潔監督がメガホンを取った、東宝ニューアクションよりの蔵出し作品。まさに奇跡としかいいようのない傑作アクション。『バニシング・ポイント』『断絶』等のアメリカン・ニューシネマと同時代に登場した、これこそ極東ニューシネマとも言える鮮烈な一作である。画面に映し出されるその映像は衝撃だ。CGなど無かった時代、首都高、横浜を名車TOYOTA2000GTが猛スピードで駆け抜ける映像はすべてホンモノ。撮影のための交通規制などいっさい無い、現代では決して撮りえないとんでもない映像だ。「車に関してウソは描かない・・・」この信念のもと製作された本作は、主役の見崎清志のほか舘信秀、佐藤文康など当時の現役レーサーを起用、さらにテクニカルディレクターとして、60年代のチームトヨタで活躍した元ワークスドライバー大坪善男氏が参加。実際のマカオ・グランプリで撮影されたレースシーン、驚異の公道でのカーアクションなど、『ブリット』『ダーティメリー、クレイジーラリー』などのハリウッド製カーアクションの傑作群に決して引けをとらない、間違いなく国産カーアクションの最高傑作と断言できる迫力とリアリティを備えている。そして本作をよりいっそう引き立てるのが日本ジャズ界屈指のビッグネーム、菊地雅章によるオリジナルサウンドトラック。映像に付随する音としてではなく、映像と対等な立場に立つものとして作られた音は、その強烈すぎる画と衝突することによって他にはみられない異次元の肌ざわりを生み出している。

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