北田直俊監督作品「イヌ」とは人間に翻弄され、さすらいの果てに交通事故に遭い死んでしまった一匹のイヌが主人公の「カルトになってしまった映画」である。彼(イヌ)は悪魔の導きによって人間を血祭りにあげるため、カカシとして生まれ変わり旅をする。その旅の途中、心優しい少年との出会いにより少しずつ「生きる苦痛」を克服していくがバケモノの姿をした異端はいつの世にも抹殺される運命にあるという、とんでもなくそそる映画である。何故か分からないけど今、紹介しておきたかった。気持ち的に。 「イヌ」を観て何も感じない人と話す言葉を僕は持ち合わせておりません。現時点で北田直俊はこの1作品しか残していない。彼はこの一本で自主映画の絶望と希望を描ききってしまった。こんなにも「映画」である作品が人知れず地下に埋もれてしまって多くの人に観てもらえずにいるって何なんだろ。同じ境遇にあるモ...
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