昭和50年秋・・・。 秋子(清水由紀)は結婚式を明日に控え、夫になる正明(中丸雄一)の手を借り引っ越しを終えようとしていた。そこへ、死んだ筈の秋子の母・伸江(萬田久子)が突然現れた。秋子から両親は亡くなったと聞いていた正明は、状況が飲み込めない。実は、伸江は夫と死別後、妻子ある男性と駆け落ちしてしまい、それ以来母と娘の交流は無く、秋子は「母は死んだ」と嘘をついていたのだ。 一方、正明の母・フミ子(竹下景子)は、夫と死別してから給食のオバサンや居酒屋の皿洗いなど昼夜働きながら、女手ひとつで正明を育てあげた。真面目で堅実で働き者のフミ子は、正明の自慢の母であった。秋子は、フミ子とは生き方が違いすぎる伸江を恥じ、本当のことを話しそびれていたのだ。しかし、娘の結婚を知った伸江は悪びれる様子も無く、結婚式に出席するつもりでいる様子だった。状況を把握した正明は夕...
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