2010年夏季 テレビ朝日 日剧SP 東大阪で小さなネジ工場を営む父、茂(佐川満男)と二人暮らしの鏑木夏子(藤山直美)。父は新たな展開を考え、宝島銀行から2000万円の融資をしてもらう。ところが、突然、銀行から4000万円の返済を迫られ、返せなければ、工場を競売にかけられるという危機に陥る。借りたのは2000万円だが、なぜか借用書には4000万円と書かれていたのだ。 銀行にだまされた茂と夏子は親子心中を図ろうとするが、断念。そんななか、夏子は空腹のあまりコンビニでメロンパンを万引きしてしまう。絶望に打ちひしがれた夏子は、人気のない教会にフラフラと入り、懺悔室で神父の権藤(岸部一徳)に罪を告白、許しを得るのだった。 数日後、夏子の働く美容室に見知らぬ男が現れ、宝島銀行の小倉支店長が迂回融資をしていると告げる。夏子の父が融資を受けたとされる4000万円の...
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