結婚した男を不幸にするという伝説をもつ大女優。彼女にまつわる殺人事件に、おなじみの名探偵が挑戦。1964年の初夏。金田一耕助(小野寺昭)は、山中湖へやってきた。旧知の実業家・飛鳥(鈴木瑞穂)が湖畔にある別荘で開く婚約披露パーティーに招かれたのだ。飛鳥の相手で、大物女優の鳳千代子(松尾嘉代)は、結婚する男を恐ろしい目にあわせると言われている女だった。千代子は4回の離婚歴をもっており、パーティーのメンバーも奇妙だった。まず、最初の夫で、往年の二枚目スター・泰久(佐原健二)との間にできた娘の美沙(松原千明)。その祖母・篤子(荒木道子)。さらに2番目の夫で、画家の恭吾(上田耕一)、そして、3番目の夫で音楽家の津村(清川新吾)などだ。そこへ、なぜかひとり招待されなかった泰久が、酒気をおびて乱入してきた。翌朝、その泰久の死体が、ホテルのプールに浮かぶ。さらに次の日、恭吾が自分のアトリエで、何者かに毒殺される。テーブルには、殺人の謎を解くと思われるマッチ棒で描かれたくさび形文字が残されていた。【以上、「ザ・テレビジョン」(角川書店刊)1988/02/19号より引用】後年、脚本家としてデビューする北川悦吏子がプールに浮かぶ死体を発見するウェイトレス役で、出演していた。好評のため、1988/02/13に『土曜ワイド劇場』のレギュラー枠で「傑作アンコール特選」としてリピート放送された。 キー局 ANB 放送曜日 土 放送期間 1986/10/04~1986/10/04 放送時間 21:02-22:51 放送回数 1 回 連続/単発 単発 番組名 土曜ワイド劇場 主な脚本 下飯坂菊馬 主な演出 (監督・野村 孝) 原作 横溝 正史 局系列 ANN 音楽 坂田 晃一
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