昭和12年5月29日、加藤喜美枝(泉ピン子)は長女・和枝を出産した。歌の好きな喜美枝と夫・増吉(中村雅俊)の影響を受け、和枝(もも、内海つかさ、上戸彩)も音楽が好きな子供に成長する。 喜美枝の夢は、和枝を歌手にすることだった。そんな中太平洋戦争が激しくなり、増吉も招集される。父の壮行会で和枝は戦地へ赴く父のために『九段の母』を唄い、集まった人たちは彼女の歌声に涙した。 "美空和枝"の唄を聞きに大勢の人々が詰めかけるようになり、噂は瞬く間に広がった。喜美枝は娘を日本一の歌手にしようと改めて決意する。ところが増吉は大反対。喜美枝と増吉は大喧嘩をするが、当の和枝が行くと言ったために巡業参加が決まる。 巡業する途中、バスの転落事故に巻き込まれる。重体に陥った和枝を抱え、喜美枝は「歌を歌うために生まれてきた子だ。こんなところで死ぬわけがない」と医師・杉山(近藤...
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