「葵上」で、かつての恋人への思いが断ち切れず、生霊となって姿を現す六条康子を演じる中谷は、「リスクがないと燃えないタイプ。お金はかけたことはないが人生でのギャンブルが好きなのでお受けした」と語る。康子は源氏物語の登場人物である六条御息所をモデルにしており、女の嫉妬や怨念を体現する役どころだ。「六条御息所は能の舞台では般若として描かれています。私も心の中に日々般若を抱きながら演じさせていただいた」と振り返った中谷の相手役を務めた柄本は「あれ、ちょっと怖いと思いながら撮影に入って、お芝居になるともっと怖かった……」と、中谷の現場での凄みのある姿を明かし会場を笑わせた。
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