松竹文化映画部が文部省に委託されて製作した教育映画。1931年5月に無声版が完成したが劇場公開はされず、主に全国各地の公民館や小中学校の講堂などで開催された教育映画講演会で上映された。病気のため撮影途中で降板した西尾佳雄に代わり、清水が後半部分を監督した。現存プリントは、1934年以降に伴奏音楽、効果音、そして弁士の解説が付されたと推測される、いわゆる「弁士解説版」である。
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