一人の幼い少女が実の母とその愛人によって川に投げ捨てられたが、一命を取り留め、その後施設で育った。その少女こそ、本作のヒロインの工藤愛子である。愛子は15歳の時にスリグループに入り、スリとして生きていくようになる。 ある日、愛子は脚本家の小谷京平の財布を盗む。京平はプロデューサーの中原に原稿を見てもらいに行く途中だった。しかも財布の中には、熊本から受験のため上京するとの京平の妹からの手紙も畳んで入れてあった。そして愛子は喫茶店に入るが、そこへ初めてスリで捕まった時の担当刑事だった藤田が現れ「君の実母を見付けた。母は君に会いたがっている。だから今度こそ君の力になりたい」と言われたが、愛子は心を閉ざしたままだった。愛子は藤田を愛したことがあったが、それは愛子からスリ仲間を聞き出すために利用されただけと知ったことが、愛子が藤田に対して心を閉ざしている理由だ...
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