「チロンヌプカムイ イオマンテ」などで知られる北村皆雄が、5年の歳月を掛けて完成させた本作は、古代の日本人が衣服に込めた力を探る作品。日本神話に現れる幻の織物・倭文(しづり)は、その白さが光の象徴とされ、邪悪なものを祓い、身体を護る神聖な力を持っていた。倭文の力の源はどこにあったのか、という謎の鍵を握るのは衣服の始源を担ったカジの木だ。映画では、中国南部を原産とするカジの木のルーツをたどり、台湾、インドネシア、パプアニューギニアへ。さらに日本各地に倭文の痕跡を求めると、古代国家の重要な謎が明らかになっていく。
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