震災の実話に基づくドラマ。東日本大震災から3日、福島沖15㎞の海上で自宅の屋根に乗って漂流する男性がイージス艦に救助された。南相馬市の自宅で津波にのまれた60歳の農家・大谷孝志(遠藤憲一)。妻恭子(菊池桃子)を奪った海で、たったひとり43時間絶望と戦った。耐え難い寒さと渇き。絶え間ない余震と押し寄せる瓦礫がれき。そして目の前で爆発する福島原発…。何度も死を覚悟し、妻との日々をふりかえるたび奇跡のように流れ着く希望の品々。「恭子、生きろというのか」。クラゲの光に励まされ、妻が愛唱した歌「星影のワルツ」で生きる力を取り戻す。
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