ドキュメンタリー映画『ドコニモイケナイ』~渋谷で出会った一人の少女の夢の挫折とその後~ 予告篇 イントロダクション ストーリー スタッフ コメント インタビュー ストーリー|ドキュメンタリー映画『ドコニモイケナイ』 心は弱く、壊れやすい――彼女が生きてきた10年間の物語 10年前の渋谷。 「 自分の居場所が確実にあるはずだ 」 と信じてやまない10代や20代前半の若者たちが、何かしらの雄叫びをあげていた。そして、9.11 直後もそれは何もかわらなかった。喧噪とノイズ。ひしめく人、人。そんな中、ひときわ違光を放つ一人のストリートミュージシャンがいた。東京で歌手になることを目指し、故郷、佐賀県からヒッチハイクで出てきた吉村妃里だ。当時20歳、映画学校の実習のテーマを模索中の島田隆一とスタッフたちは、彼女の話を聴くうち、彼女の魅力に虜になる。 それから約半年間、夢中に彼女を追いかけて撮影が続けられた。しかし吉村妃里が突然、統合失調症を発症し緊急入院。そして、強制帰郷という結果に見舞われ、映画の制作が中断してしまう。その後、監督含め制作スタッフは、映画学校を卒業し、記録されたテープは放置されたまま、それぞれの人生を歩み始めた――。 それから9年。 中断したままの過去。 完成されるはずだった一本の映画。 繰り返される未練と諦観。 映画監督になると意気揚々としていた10年前の自分に決着をつけるため、島田隆一は再び吉村妃里に会うことを決意し、彼女の故郷である佐賀へと向かった――。 監督 島田隆一 2003年、日本映画学校卒業。 卒業後、多数の企業用 VP 制作に携わる。 ドキュメンタリー映画 「 1000年の山古志 」 (08年公開/監督:橋本信一) に助監督として参加。 「 世界の夜明けから夕暮れまで ~東京篇~ 」 (12年公開) の一部を監督・撮影。 2011年より日本映画学校ジャーナルゼミ副担任。 本作が初監督作品。 佐賀篇撮影 山内大堂 (やまうち・だいどう) 1982年生まれ。日本映画学校映像ジャーナルゼミ在学中からカメラマンとしてドキュメンタリー映画制作に携わる。主な撮影作品に 『 アヒルの子 』 (05、監督:小野さやか)、『 ただいま それぞれの居場所 』 (10、監督:大宮浩一)、『 無常素描 』 (11、監督:大宮浩一)、『 季節、めぐり それぞれの居場所 』 (12、監督:大宮浩一)。 公開待機作品に 『 サンタクロースをつかまえて 』 (12、監督:岩淵弘樹) 等。 編集 辻井 潔 (つじい・きよし) 1979年生まれ。日本映画学校在学中に、ドキュメンタリー映画 『 国分寺リズムボーイ 』 を撮影・編集・監督。編集助手を経て、『 パレスチナ1948・NAKBA 』 (08、監督:広河隆一) を共同編集。主な編集作品に、『 花と兵隊 』 (09、監督:松林要樹)、『 ただいま それぞれの居場所 』、『 9月11日 』、『 ミツバチの羽音と地球の回転 』 (11、監督:鎌仲ひとみ)、『 ぼくたちは見た -ガザ・サムニ家の子どもたち- 』 (11、監督:古居みずえ)、『 隣る人 』。 公開待機作品に 『 ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ 』 等。
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