映画『榎田貿易堂』が6月から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開される。 群馬・渋川出身の渋川清彦と飯塚健監督がタッグを組んだ同作の主人公は、リサイクルショップ榎田貿易堂の店長・榎田洋二郎。「扱う品はゴミ以外。何でも来いが信条さ」と言う榎田のもとには、夫婦仲に悩む従業員の千秋や、対人関係に問題を抱える従業員の清春、店に油を売りに来る「終活中」の客ヨーコ、帰省して実家の旅館を手伝う丈など様々な人間が集うが、ある夏の日、店の看板の一部が落下したことをきっかけに、それぞれの抱える悩みや問題が動き出すというあらすじだ。 榎田洋二郎役に渋川清彦、千秋役に伊藤沙莉、清春役に森岡龍がキャスティング。共演者には余貴美子、滝藤賢一、片岡礼子、根岸季衣らが名を連ねている。 渋川清彦は「これから先こんな事はないと思う。故郷渋川で撮影ができて、榎田という主人公を演じさせてもらい...
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