安岡卓治,映画プロデューサー。原一男監督『ゆきゆきて、神軍』(1988)の助監督を経て、園子温らのインディーズ映画を数多くプロデュース。森達也監督『A』(1998)、『A2』(2000)で山形国際ドキュメンタリー映画祭特別賞・市民賞を受賞。プロデュース作品『LittleBird イラク戦火の家族たち』(2005)がロカルノ国際映画祭人権部門最優秀賞受賞。共同監督作品『311』(2011)、編集作品『遺言 原発さえなければ』(2013)が山形国際ドキュメンタリー映画祭で公式上映。近年のプロデュース作品に『イラク チグリスに浮かぶ平和』(2014)、『赤浜ロックンロール』(2015)、『A2 完全版』(2016)、『サマショール 遺言 第6章』(編集プロデューサー:2020)など。単著に「日本映画大学で実践しているドキュメンタリー映像制作の作法」(玄光社、2019)。